短歌と俳句と詩

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2015年2月

俳句九句 2月28日(土)


春つげる
うれしさ募る
日々ありて    行有

梅の花
あまいかおりが
さそうなり    行有

梅の花
めでたさ募る
景色かな     行有

水仙の
めずらしさこそ
忘れてる     行有

春の日に
これでいいのか
うれうなり    行有

桜舞い
これでいいのか
うれうなり   行有

春寒く
もうしばらくの
我慢かな    行有

もう少し
二月楽しむ
おもいあれ   行有

とどくまで
春を求めて
まちわびる   行有


短歌十首 2月27日(金)


あきもせぬ
三島にあれば
富士山の
絶ゆることなく
またかへり見む   行有

いかさまに
思ほしめせか
春草の
茂く生ひたる
見れば悲しも    行有

草枕
いも寝らめやも
野に宿る
古思ひて
月は傾く      行有

千万神の
天の河原に
神集ひ
天見る如く
さやにも見えず   行有

ありがたく
いろんな本に
めぐまれて
人生捨てた
気もしないかな   行有

雨の中
カサをさしつつ
たえしのぶ
これでいいのか
おもいはめぐる   行有

何事も
やたらむやみに
時がたつ
先立つものは
心こそあれ    行有

深まれば
やればやるだけ
時がたつ
こたえきれない
おもいを胸に   行有

人知れず
何がどうして
こうなるの
業の深さが
身にしみるなり  行有

人の世の
業の深さが
身にしみる
つきあいきれぬ
くだらなさかな  行有


俳句九句 2月21日(土)


浅き春
あちらこちらで
目にうつる    行有

春寒く
今しばらくの
我慢かな     行有

二月から
いろんなものが
動き出す     行有

つゆ知らず
探し求める
春の色      行有

古草の
名残惜しさも
胸にする     行有

田んぼから
蛙の声が
こだまする    行有

春の日に
出かける心
おどり出す    行有

叫ぶなり
こたえてくれる
春の山      行有

寝ぼけつつ
うかがい知れぬ
春の夢      行有


短歌十首 2月20日(金)


苦しくも
降り来る雨か
バスの中
ながめる身にも
伝わるほどに    行有

ふりかえり
おもひをはせて
白雲の
たなびく山を
越えて来にけり   行有

ふみしめる
一歩のために
しのはずて
我が越え行けば
木の葉知りけむ   行有

我が思ひ
くり返すほど
今見れば
いよよさやけく
なりにけるかも   行有

通勤の
おもいはめぐる
春の日に
これでいいのか
うれうものなり   行有

二月から
本を読む時
あればこそ
おもいはめぐる
おもいあるかな   行有

我が部屋で
ネーブル食べて
時流れ
ゆっくりすれば
おもいはめぐる   行有

自由にも
心はめぐる
朝ありて
目にするものは
まぶしい限り    行有

さわやかに
歩き疲れて
かぐわしい
記憶に残る
梅の花なり     行有

青空に
映える富士にも
梅の花
いろどりそえて
おいしい限り    行有


俳句九句 2月14日(土)


寒くても
元気を胸に
外に出る    行有

つめたくて
外気にこたえ
家の中     行有

日に日に
春待つ心は
強くなる    行有

心こそ
三寒四温
にもまれる   行有

いつかくる
たえぬくものは
春隣      行有

冬惜しみ
あはれなれども
いつくしむ   行有

立春の
期待を胸に
気合かな    行有

初春から
確かめながら
一歩かな    行有

早春の
元気を胸に
光あり     行有


短歌十首 2月13日(金)


荒波に
もまれてなおも
君を置き
て思ひつつあ
れば生けるとも    行有

いつまでも
見上げる空に
居る雲の
常にあらむと
我が思はなく     行有

喜びの
春に至れば
あたたかい
風につつまれ
桜花あり       行有

雨雲を
日の目も見せず
常闇に
行き通ひつつ
いや常世まで     行有

二月より
期待をかけて
のぞむかな
なるようになる
そんな気分で     行有

梅が咲く
めぐりめぐった
めでたさに
ほこらしげにも
えりをただして    行有

立春の
めぐりめぐった
朝が来る
すこぶる元気
やがて来るはず    行有

少しずつ
元気になって
春隣
一日一歩
かけめぐるかな    行有

ちらちらと
雲にかくれて
富士がある
母の心が
あらわすように    行有

土曜日の
雑務をこなし
やれやれよ
休みの日こそ
そんなものかな    行有


俳句九句 2月7日(土)


通勤の
冬の朝こそ
まぶしいな    行有

おいしくて
表情豊か
冬の空      行有

冬草や
神通力は
なんのその    行有

冬草や
希望をたくす
光かな      行有

ネーブルや
一息ついて
ふりかえる    行有

湯豆腐の
熱さ伝わる
家族かな     行有

冬の朝
元気をこえて
外に出る    行有

冬の夜
音楽流れ
夢うつつ    行有

冬の昼
弁当食べて
気合なり    行有


短歌十首 2月6日(金)


天雲を
日の目も見せず
常闇に
天知らしぬり
鎮まりましぬ     行有

照る月の
雲隠るごと
しくしくに
常にと君が
思ほせりける     行有

もめてなお
隠れた君を
三島にて
雲立ち渡れ
見つつ偲はむ     行有

ただ逢はば
逢ひかつましじ
待つ君は
我ここにいて
誰か告げけむ     行有

アナログと
言われてさめる
愛かしら
難しい道
険しそうなり     行有

憂いあれ
心に花が
ともるかな
いい知れぬもの
深くきざんで     行有

疲れつつ
寒さにこたえ
帰宅する
春をえがきて
明日をおもう     行有

喜びは
食う寝る遊ぶ
あきたらず
求めるものは
久しからずや     行有

カゼ声の
体をおして
今日も行く
あの青空に
負けてはならぬ    行有

めでたくも
二月をむかえ
梅も咲く
エンジンかかる
心こそあれ      行有



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